こんにちは、コウヤです。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
さて、本日は
「言語化による目標設定」
というテーマでお伝えしていきます。
言語化とは
言語化というと、国語力をイメージする方もいると思います。
その発想は正解です。
ならば、国語が苦手な人は言語化が苦手なのかというと、決してそうではありません。
自慢ではないですが、私も学生時代は国語が大の苦手でした。
赤点を取ったこともありますし、定期テストで平均点を超えたことなど一度もありません(笑)
ですが、言語化は今も習得中ですし、以前に比べると言語化が上手くなっていると感じます。
つまり、日々の積み重ねにより言語化は習得できるものなのです。
言語化できることにより、自分の本質を知ることが出来ることに繋がります。
また、言語化は自分の気持ちを的確に表現することができるだけでなく、相手の気持ちを把握できたり、相手に伝わりやすく表現できたりするものなのです。
そして、それはビジネスにおいても同様です。
言語化が上手い人と、そうでない人では、どちらに仕事を任せようと思いますか?
また、言語化が上手い人と、そうでない人では、どちらの方が仕事が出来ると思いますか?
明らかに、言語化が上手い人ですよね。
このように、言語化とは人だけでなくビジネスにおいても重要視されるのです。
スモールステップでOK
一緒に仕事をしたり、相手と過ごしたりしている中で、恐らく相談されることがあるでしょう。
その中で、
「相手の気持ちに応えたい」
と感じるのは、とても自然なことですし、更に言えば、そう感じる貴方はとても優しい方なのです。
その相談に乗る中で、相手よりも高い視座を持ち、相手に寄り添うことを伝えることが出来れば、相手の目標や気持ちを変えることも可能です。
例えば、ネガティブな感情から脱却しポジティブな感情を持てるようにしたいという相談があったとしましょう。
そもそも相手を変えることは、非常に困難です。
しかし、相手にポジティブになれるような習慣を提案することは可能です。
結果として、相手がポジティブになれる日が続いたり、エネルギーを下げることよりも上げることを意識したりできるようになり、それが習慣化されると目標は達成されるわけです。
もちろん、大きなゴールもあれば小さなゴールもありますが、いきなり大きなゴールを目指させる必要はありません。
小さな一歩から進めてOKなのです。
「今日も1日よく頑張って帰ってきた」
というものからスタートしてもOKなのです。
陥りがちなこと
とはいえ、行動を重ねていく中で気を付けないといけないことは、
提案した人を喜ばせることが目標になってしまうこと
なのです。
あくまで、ゴールは自分なのであって、提案した人や相手ではないのです。
身近な例で言うと、
「親を喜ばせるために自分が頑張ること」
が挙げられます。
- 過度な期待を寄せられてしまう
- 親が幸せでないと感じる出来事や場面を目の当たりにする
- 何かと小言を言われてしまう
などということがあると、無意識に親の為に頑張ったり、喜んでもらったりするために、自分を犠牲にしてしまうことがあるのです。
親の為に頑張ることは素敵ですし、何より頑張るという姿勢はとても大切です。
ですが、あくまで頑張るための目標は自分のためであることを忘れてはなりません。
例えば、偏差値の高い学校に合格するという目標があるとしましょう。
- この学校に入って、もっと勉強して、目標となる大学に合格して自分の好きな研究がしたい
- この学校に入ったら、自分も親も周りの人もとても喜んでくれる
など、目標にする理由も様々ですが、これから先の人生で自分らしく生きることが出来るのはどちらでしょう?
前者ですよね。
何故なら、頑張るための目標が自分軸であるからです。
後者も、もちろん頑張る姿勢は素敵です。
ですが、もしその期待に応えられなかったら、仮に期待に応えたとしても自分はこれから何をしたいのか、本当にそれは自分の為になっているのかは疑問に変わります。
何故なら、頑張る為の目標が他人軸であるからです。
「貴方がしたいことは何?」
「貴方が頑張りたいことは何?」
と聞かれても、他人軸で生き続けると明確に答えられなくなってしまいます。
自分を知ること
貴方は今、自分が本当に望んでいることを言語化できますか?
もし、自信がないのなら、自分の思うように紙に書いてみたり、パソコンやスマホなどで打ち込んだりしてみてはいかがでしょうか。
または、誰かに自分の望んでいることや思っていることを話してみるのも良いかも知れません。
そうすることで、自分の気付かなかった思いに気付くことがあります。
その思いに気付くことが出来た時に、さらに自分の思いを言語化してみましょう。
本当の思いに気付くことができるはずです。
反対に、相手から相談されたり、悩みを打ち明けられたりした時は、相手の意見をしっかり聞いてください。
そして、相手の言葉の中に、望むことや考えていることが含まれていれば、
「今の言葉、もう一度言ってみて!」
「それって、貴方が思うことなんじゃないの?」
とアプローチすることで、相手も自分の気持ちに気付くことが出来るかも知れません。
このように、言語化とは自分を知ることに繋がるのです。
そして、自分を知ることができた時、生き方を自分軸にシフトしていこうと思えるのです。
貴方を大切にしてくれる相手を大切にすることも大切ですが、自分自身を大切にすることも同じくらい重要です。
自分軸とは、自分も相手も大切にするという考えが含まれているのです。
自分の目標設定
自分を知ることが出来ると、自分のやりたいことや、したいことが明確になってきます。
貴方の人生なのですから、自分らしく生きるために、貴方のやりたいことやしたいことを明確化できたなら、それを達成するための目標設定もしなければなりません。
まずは、何をしたいのかを言語化してみましょう。
例えば、自動車の購入を例に考えてみましょう。
どんな車を買いたいのかを明確にするところからスタートします。
- 軽自動車
- 中型車
- 大型車
など、大まかなものを決めるのも良しですし、もう具体的に車種が決まっている場合なら、尚更決めやすいですね。
次に燃費、費用、維持費、新車、新古車、中古車など、その自動車に関わる部分を調べたり決めたりします。
頭金はいくら出せるか、月々のローンはいくらまで可能か、カード払いか現金払いか、それとも一括購入なのか、なども重要なポイントです。
そして、貴方の思う条件に合うお店はどこか(ディーラー、中古車販売店、ガソリンスタンドなど)を選びながら、最終的には実際に現物を見て、予算との兼ね合いから購入に進めていくというものですね。
もちろん、購入までの流れはこの通りでなくても構わないですし、ご自身の思うように計画を立てて進めていくのがベストです。
ですが、これまでの流れを見ても分かるように、計画や目標を立てるためには、しっかりと言語化していくことで過程が分かりやすくなるものです。
ビジネス、転職、人生設計、恋人づくりなど、生きていく上で言語化は非常に重要です。
自分が本当に望んでいることを明確に言語化することから始まり、それを達成するための目標設定をすることで、自分の望みが現実に近付いてきます。
まとめ
このように、生きていく上で言語化はとても重要なものであるということが分かります。
そして、忘れてはならないことは、
- 自分を知ること
- 相手と同じくらい自分を大切にすること
なのです。
その上で、自分が望む未来を手にするために、具体的な目標設定をしていくことが大切です。
貴方の人生が、より幸せなものになりますように・・・。
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