「言ってる事が」
「昨日と違うじゃん」
昨日言っていたことと
違った意見を言う人を
あなたはどう思いますか?
こんにちは😊
意志が弱く見られるから
自分の意思は曲げない!
意思を曲げない人が
かっこいいんだ!
と思って生きていた
現役スイミングコーチの
つよし です。
今日は私がこのようなマインドで
40年間生きてきて、経験した
大きな失敗からの学びを
お話しします。
間違った視点の持ち方
信念を貫く
という言葉は馴染みの多い
言葉ではないでしょうか。
とても立派なことですし
大切だと思っている方も
多くいらっしゃいます。
僕も、大切な事だと思います。
でも当時の僕は
何もわかっていなかった。
信念を貫いていたつもりが
僕にとっての信念とは
ただの価値観の固定化だったのです。
視点が固まって
一方向からしか
見る事ができない自分。
もともと自己肯定感が低いため
他人軸で、誰かに合わせるように
あっちにもいい顔。
こっちにもいい顔。
それでも、心の底には
信念というものを貫いている
”つもり”の自分がいて
顔で笑いながら
いやいや違うだろ…と
他人の意見を受け入れられない。
弱いくせに自分の持ってる視点
が正しいと思いながら
誰かの視点に合わせて
相槌(あいづち)を打つ。
自分が自分じゃないような
あやふやな人生で
とても苦しんできました。
視点の使い方と価値
いろんな視点を持つことは、
他人が持っていない新しい考えや
アイデアを伝える力を持つことでもあります。
例えば、
小さな頃から
都会のタワーマンションに住んで
毎日高級車で学校まで送迎してもらい
〇〇さんの子供として何不自由のない
生活をしてきた子にとっては
田舎の平凡な一軒家暮らしに
憧れます。
小さな頃から田舎の田んぼの中の
一軒家で育ち、雨の日も風の日も
自分の足で登校していた子は
都会のタワマンに住んで、
高級車で毎日送迎されるような
何不自由のない
生活に憧れを持ちます。
このように、全ては
自分の経験によって視点が作られる
という事です。
それなのに僕は
タワーマンションの方が
いいに決まってるやろ。と
心の中では思っていた側の
人間でした。
本当は、どちらか一方が
良い。悪い。ではなく、
多角的な視点を持つことで
生き方を大きく変えることが
できます。
しかし、視点を持つだけじゃダメなんです。
他人にその考えを分かりやすく
伝えられるかどうかがとても大切
同じ考えでも、言葉の選び方で、
他人がどれだけよく
理解できるかが変わります。
これを「深さ」と言い
他人にしっかり伝わることで、
自分の考えが価値あるものになるのです。
価値観の固定化と選択の幅
私たちは日々、自分の環境や経験によって
価値観をつくり出し、
それが次第に自分の中で
”あたりまえ”や”正しい”
になっていきます。
そうあるべきだ。こうするべきだ。
といった「べき論」は
ここから生まれるのでしょう。
都会の高級マンションに
住んでいる人にとっては
庶民的な生活が新鮮で
価値あるものに見える
かもしれませんし、
そういった環境で
育った人にとっては
シンプルな生活や遊びに
価値を見出すかもしれません。
このように、
視点によって
「価値」そのものが変わります。
そして、自分が持つ価値観の
枠内でしか選択できなくなると、
行動がパターン化し、
考えは凝り固まり
時間もあっという間に
過ぎていくでしょう。
アップデートと視点の深化
大切なのは、昨日の自分を疑って、
新しい自分に進化することです。
変化を拒まず、
自分が間違っていたと気づいたら、
今日から全く違う選択をできる柔軟性
を持つことです。
そのためには、多様な視点を深く理解し、
それを他人に伝える技術が必要です。
自分の中での捉え方が変わったと
思っていたとしても
他人に変化が分からなければ
”変わったつもり”になってしまいます。
言葉にする練習を繰り返し、
修正を加えていくことで、
自分の考えを明確に表現できます。
そして、人との会話を通じて、
多くの人々への気づきを促すことが
可能になります。
これにより、あなたが口にする言葉には
深みが増し、本当の影響力が生まれます。
まとめ
捉え方を変えると、
世界は全く違って見えます。
新しい価値を生み出し
理解と共感を深めます。
しかし、その視点を正しく使うためには、
- 自分の更新
- 表現する技術
が必要不可欠です。
自分をアップデートし続けることで、
選択の幅は広がり、
人生の豊かさや時間の質も
大きく変わります。
今日から、新しい視点を
手に入れてそれを深く、
広く伝える努力を始めましょう。
そうすれば、あなたの存在そのものが、
人々にとって価値あるものになるでしょう。
最後まで見ていただき、ありがとうございます。
他にも
自分らしく居たい
他人とのコミュニケーション術
なども書いていますので、
よかったらこちらも合わせてご覧ください。
コメント