スポンサーリンク

矛盾や対立も取り入れた考え方

スポンサーリンク
気付き

こんにちは、コウヤです。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
初めましての方も、ありがとうございます。

さて、今回は
「矛盾や対立も取り入れた考え方」
というテーマでお伝えしていきます。
よろしくお願いいたします。

弁証法的発展

この世の中は、安定と不安定を繰り返す一方で、弁証法的に発展していきます。

「弁証法」という言葉を初めて目にした方も居られると思います。

弁証法とは、ある命題(テーゼ)と対立関係にある命題(アンチテーゼ)を統合し、より高い次元の命題(ジンテーゼ)を導き出す止揚(アウフヘーベン)の考え方を土台とした思考法であると定められています。

どちらか一方が正しく、もう片方が間違っているというような、二つの関係に優劣はなく、その矛盾こそが新しい発想や展開のヒントをもっていると考えられるのです。

時代によって流行るものがあれば、その後は反動によって真逆の性質になるものが流行ることがあるのです。

その中には、以前流行ったもののから考えると矛盾していることも含まれているでしょうが、次の時代は前の時代に流行ったものの中に含まれていなかったその矛盾こそが、流行る原因になるということですね。

つまり、弁証法的発展とは、対立するものに含まれる矛盾があるから発展に繋がるものであると考えられるのです。

流行るものは元に戻らない

前の時代に流行っていたものの反動で、今の時代では真逆のものが流行り、次の時代ではその真逆、すなわち前の時代に流行っていたものが再び流行るということはないのです。

たとえば、今から数十年前はVHS(ビデオテープ)で動画を見ており、そこからDVDやBlu-rayが流行りましたが、今の時代では再びVHSが流行っているということはありませんね。

同じようなものが流行るのではなく、同じようなものが形を変えて流行るのです。

VHSはとても固く、強い衝撃を加えたり落としたりしない限り壊れませんが(テープは伸びることはありますが)、DVDやBlu-rayはVHSに比べて耐久度は小さく割れやすいです。

VHSのように耐久度があり、DVDやBlu-rayのように綺麗な画質を維持できるものとして、HDDで動画を再生できるようになりました。

今ではハードウェアではなく、ソフトウェアとして動画再生ソフトやアプリが流行っています。

このように、反動を繰り返しながら、それまでの要素を含めて進化させることで、発展を続けていくのです。

対立や矛盾に価値を見出す

その時代で流行るものは、今までの時代で流行ってきたものや、それまでの要素を含んでいることを考えると、次にどのようなものが流行るのか、ある程度で予想を立てることができるのです。

特にビジネスにおいて、何か企画を立ち上げる際は、これまでその業界でどんなものが流行って来たのか、その歴史を辿ることで時代の流れを読むことが出来ます。

そうやって、時代の流れを読みつつ、今の時代の中でどのようなものがあれば便利になったり役に立ったりするのかを考えていくと、次に流行るものが予測できます。

全く新しいものを考えて創り上げるというより、前の時代で流行ったものとは対立したり矛盾したりするものに価値を見出すことの方が重要なのかもしれません。

価値を見出すという点においては、無駄なものだと思っていたものや、ネガティブな原因となるものからポジティブな要素へ変換するという部分で、ここでも大いに役立つでしょう。

もしくは、時代の流れに乗ることで、自分のやりたいことを加速することもできるかも知れません。

矛盾や対立を取り入れた考え方をするということは、

今あるものを退化させるのではなく、進化や発展させていくために必要なこと

であるともいえるのです。

この考え方は、ビジネスや生活面、人間関係や恋愛面においても大いに活用することができます。

自分と考え方や意見が異なる相手のアイデアや価値観を取り入れることで、自分にとっての新たな視点が築けたり、価値観が良い方向に変わったりして、自分にとって大きな進歩になるのです。

そして、相手からは

自分の意見や考えを受け入れてもらえた

と思われることで、信頼関係ができたり、お互いに必要となる関係になったりすることにもつながるのですね。

まとめ

今回は、矛盾や対立も取り入れた考え方というテーマでお伝えしました。

矛盾や対立は、一見するとネガティブなものやマイナスな要素であると思えるのですが、それこそが次の進化や発展へと繋がるものなのです。

進化や発展を経て流行るものは、時代と共に形を変えてさらに進化や発展をしていくので、元に戻ることはありません。

矛盾や対立というのは、物だけではなく人間関係やビジネス、生活面や恋愛関係などにおいても大いに活用できます。

自分と相手の意見や考えとの間に矛盾や対立が生じたとき、その矛盾や対立を受け入れることで、自分にとって新たな視点や価値観を築くことに繋がり、自分にとって大きな進化や発展になるのです。

自分がさらに成長や発展をしていくためにも、相手を受け入れるということは、相手を大切にすることにも繋がり、信用される人になれるのです。

大丈夫、貴方ならできるはずです。

貴方の人生が、より幸せなものになることを願ってやみません。

この記事を書いた人
Kouya

こんにちは、コウヤです。
小学校教師を11年、塾講師を1年勤めている、我が子大好きな親バカ教育者です(笑)

昔から夢だった小学校教師になり、採用試験が受かった時は跳びあがるくらい喜びました。
「これで、未来の子供たちや保護者たちの救いや助けになれるように頑張れる」
と思い、凄く喜んだことは今でも忘れません。
11年という小学校教師での生活を通して感じたことは、
「私は子供たちや保護者たちを救ってきたよりも、私が子供たちや保護者たちによって助けられ、支えられ、救われてきた」
ということです。
そのくらい、私にとって今までの教え子と保護者たちとの関わりは非常に大切なもので、かけがえのない宝物でした。

今は小学校教師を退職しておりますが、教育に携わりたいという気持ちはずっと変わりません。
これから先も、子供たちや親御さんたちにとって、教育を通して救いや支えになれるような働き方や生き方がしたいと思っております。

このブログでは、私の感じたありのままのことを発信していくつもりです。
そして、ご覧くださった方々の中に、私のブログを読んで救われたり、心が癒されたりしたという方がいらっしゃれば、これほど嬉しいことはありません。

Kouyaをフォローする



コメント

タイトルとURLをコピーしました