講演家を目指すPCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今回はまがいものの鎧の話です。
関係構築の得手不得手
人間関係づくりは
一言で表すことが難しい複雑なものです。
その関係についても
段階があって
AさんとBさんでは
話せる内容の深さが違うということも
当たり前にありますし
そもそも仲良くなることに苦手意識をもっている人もいます。
もちろん苦労なく良好な関係を築くことができる人もいますし
そもそも人と話すことが難しいと悩む人もいます。
この差がいったい何なのかということについて
考えていきます。
まがいものの鎧
自分のすべてをさらけ出すことができる人は
なかなか多くないと思います。
そこには
相手から否定される可能性への
恐怖心も出てきますよね。
本当に相手を信頼していないと
自分をどこまで出して良いのかは迷うと思います。
それを利用しようとする悪人も
確かにいることは間違いないのですから。
防衛策として自分を出さないようにしたり
または
その相手に見せたい自分を
外側につくって
まるで自分ではない
まがいものの自分で対応していたりします。
それは自分を守る鎧でもありますが
相手との間に作る壁でもあります。
防衛策として大事でもありますが
常に自分でない誰かを演じていては
疲れてしまうこともあります。
そのギャップが大きければ大きいほど
自分自身を苦しめる結果になりかねません。
また
いつの間にか無意識に
誰に対しても
まがいものの鎧をまとってしまう
ということになっているかもしれません。
まがいものでない自分
何か行動するとき
または
誰かに何かを言うとき
それが本当の気持ちかどうか
振り返ると
あるときは偽善的であったり
あるときは相手をコントロールしようとしていたり
本当に心から思っていることと
行動にズレがあることも
めずらしいことではないような気もします。
ですが
自分の中での統一感が崩れた結果
自分が苦しむだけではなく
相手に信用されにくくなるということもあり得ます。
普段は鎧をつけていても構わないと思います。
ただ
本当に伝えたいことがある時に
相手に伝わるようにするためにはどうしたらいいのか
というところが大事かと思います。
ここで迷子になるのです。
私も迷子になりました笑
結論は
素直さが大事だということです。
取り繕う気持ちを捨てて
自分そのままでぶつかるということです。
伝えたいことがあったら
格好付けようとしたり
うまく言おうとするより
例え表現が拙いとしても
正直な自分の言葉で伝えた方が
何より気持ちが伝わるのです。
余計なことを考えずに
体当たりしてみることが
予想以上に良い結果を生むことが多いのです。
まとめ
生きていると
自分を守るまがいものの鎧をまとっていきます。
これ自体が悪いことなのではなく
防衛は大事なことだと私も思っています。
ですが
そこを意識するあまり
知らず知らずのうちに
常にまがいものの自分自身だけを
人に見せるようになってしまいがちです。
誰に対してもというわけにはいきませんが
本当に伝えたい人がいて
伝えたい思いがあるとき
まがいものの鎧を脱ぎ捨てて
生身でぶつかってみると
良い結果につながるかもしれません。
今日もありがとうございました。
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