講演家を目指すPCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今日は人類の能力についての話です。

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他の動物との差別化

人間と他の動物との大きな違いとは何でしょうか。

複雑な道具が作れること
と言えるかもしれませんし
やはり
そもそも火を自由に使いこなした
ということが大元だという意見もあると思います。
自然の力をうまく利用できることだとも思います。

例えば簡単な建物を考えると
土地をならして
木を切って
組み合わせる
という作業があります。

ですが木を切るにも
それなりの道具が必要で
その道具を作るにも技術が必要です。

ですから
複雑な道具が作れること
これは大きな要素だと言えます。

しかし
もっと重要なことが
自分の考えを
相手に伝えることが可能であるかどうか
ということで
もちろん単純におなかが空いた程度なら
赤ちゃんでも伝えているのですが
複雑な思いや感情や
または細かな設計や
計画などについては
伝える言葉や手段がなければ
共有することは難しそうです。

そうなると
一人の天才の気付きは
その人だけの所有物になってしまい
永遠に他の人には
伝わることがありません。

もしもそんな状況であれば
文明は発展してこなかっただろうと思います。

ですから
他の動物と人間との大きな違いとして
言語を使いこなす
つまり
言葉で相手に伝えることができる
という能力が挙げられると思います。

言葉で伝えるために

言葉で相手に伝えるために
その前提条件として必要なことがあります。

それは
言葉で表現する
ということです。

例えば
花を見て美しいと思ったので
それを伝えたいと思ったら
花が美しい
という言葉が必要になります。

これが
伝えたい内容が複雑になればなるほど
どの言葉を選んで表現するか
ということが大事になります。

特に内面に関することなど
同じ場所にいても
目で確認することができないものに関しては
本人の表現と
相手が理解可能な表現が
特に重要になります。

つまりよく言われる
言語化
というものが必要になってきます。

それは単純に言葉で表すということではなく
相手に合わせて
相手に分かる言葉をつかって
自分の思いを表現すること
なのだと思います。

言語化する能力を磨くことで
どんな良さがあるのかを
簡単に挙げてみますと

自己理解
他者理解
情報共有

などがあるかと思います。

自分の中にあるもやもやしたものを
言葉で表現することによって
それがなんであるのか
原因は何なのか
解決策はあるのか
など
さまざまなことが見えてきます。

もちろんそれは他の誰かについても同じで
その人が気付いていない
その人自身のことについて
言葉で表現して返してあげることによって
気付きを与えることができます。

また
情報交換の場面においても
お互いの共通の言葉に置き換えて
相手に伝えることで
共有する情報内容の精度を高めることができます。

言葉の力はものすごいのです。
だから人類は発展してきたのです。

テレパシーの方がすごいという意見は
今は置いておいてくださいね。

人間と他の動物との違いで
もっとも大きな要素として
言葉を使って伝える力が挙げられます。

思いを言葉にして伝える
言語化という
人類の財産を大切にしていきたいですね。

今日もありがとうございました。