講演家&PCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今日は見抜く力のお話です。
学級活動
私は学級活動でいろいろなゲームをしていました。
だんだんそんな時間も取れなくなっていきましたが笑
少数決やってみたり
ニムトもどきをやってみたり
エンカウンター?
もちろんそれだってやりました!
ちゃんと!
その中で今でもすごいなと思い返すものがあるのです。
エイリアンを探せゲーム
このゲームは
構想はしたものの
あまり細部を考える時間がなく
ざっくりとした形のまま
試しにやってみたというレベルのものでした。
正直、自分でもつまらなそうだと思っていました笑
内容は
全員に異なる数字の書いてある紙片を配付します。
配付し終わったら
私がランダムに10個ぐらいの数字を選んで発表します。
選ばれた数字をもっている人は
地球人のフリをしているエイリアンです。
エイリアンだということがバレないようにします。
地球人は質問に対して嘘をついてはいけません。
エイリアンは嘘をついてもかまいません。
この条件でエイリアンだと思う人を見つけるというものです。
どうですか?
無理そうじゃないですか?
例えば
エイリアンは嘘しかついてはいけない
であれば
質問内容を工夫すれば
あぶり出すのも容易かもしれません。
ですが
エイリアンは
嘘をついてもいいしつかなくてもいい
という自由気ままな存在なのです。
この条件では
エイリアンが有利だと思いますよね。
結果に驚く
さて
一定時間後
全員を座らせて
エイリアンだったと思う番号を10人選ばせます。
その10人は立って待ちます。
私が選んだ数字を発表します。
すると
ほとんどのエイリアンがあぶり出されていたのです。
数回やりましたが
毎回けっこうな確率で
エイリアンはバレていました。
なぜそう思ったのか
エイリアンがバレる要素が不明です。
そこで聞きます。
なんで分かったの?
その答えは
なんとなく
でした。
なんとなくです。
直感です。
でもそれに共感する生徒がけっこういたのです。
絶対に盛り上がらないと思われたゲームで
最大の謎が残ってしまいました。
人間のすごさも感じました。
まとめ
本人も自覚していないながらも
人間にはもともと
嘘を見抜く能力が備わっているのではないかという
そんな話でした。
だとすると
その能力は今どこに隠れているのでしょうか。
もしかしたら
成長するにつれて
余計な情報が蓄積されていった結果
埋もれてしまった才能が
他にもあるかもしれません。
今日もありがとうございました。


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