お母さん、時代の流れについていけてますか?
現代社会は、変化のスピードがかつてないほど速く、
子どもたちは親世代以上に、予測不可能な未来を
生きていくことになります。
そんな時代を生き抜くために必要なのは、
困難な状況に立ち向かい乗り越える力、
つまり「逆境力」です。
子どもたちを見ていると、
自ら負荷をかけてレベルの高いことに
チャレンジをしようとする子もいれば、
算数の応用問題が出てきた瞬間に
「ムリ!」と言ってすぐにドリルを閉じたり、
体育のマット運動でも、少し難しい技は
「ムリ。めんど(くさ)い。」と言ってやらなかったり、
国語の長文読解は最初の5行で諦めたりして
成長の痛みを苦痛と捉えて、逃げてしまう子たちが
年々増えてしまっているように感じます。
今回は、なぜ子どもに「逆境力」が必要なのか、
そして、逆境力を育むための具体的な方法について
お話しします。
1. なぜ、子どもに「逆境力」が必要なのか?
「逆境力」とは、困難な状況に直面しても、くじけずに
立ち上がり、成長していく力のことです。
なぜ、子どもに「逆境力」が必要なのでしょうか?
- 変化に対応していくため
社会は猛スピードで変化しており、子どもたちは常に
新しい環境や状況に柔軟に対応する必要があります。 - ストレスに強く、健康的な心身を保つため
逆境を乗り越える経験は、ストレス耐性を高めると共に、
心の健康を保つことにも役立ちます。 - 問題解決能力を向上させるため
困難な状況を乗り越えるからこそ、問題解決に必要な
粘り強さや捉え方の転換力が自然と養われます。 - 幸福度の向上のため
逆境を乗り越える経験は自己肯定感を高め、
小さなことにも感謝できる心を育みます。
2. 逆境力を育むための具体的な方法
では、どのようにすれば子どもの「逆境力」を
育むことができるのでしょうか?
- 失敗を恐れない環境を作る
失敗は成長の機会です。
子どもが失敗してた時こそチャンスととらえ、
一緒に解決策を考えたり、励ましたりする姿勢が
大切です。 - 挑戦を促す
新しいことに挑戦したり、一緒に目標を設定する
機会を設けることで、見守られている安心感や達成感、
自信を味わうことができます。 - 困難な状況を乗り越える経験を積ませる
家の中でのお手伝いは簡単なことばかりではなく、
少し難しいことにも挑戦させてみましょう。 - 共感力を育む
周りの人の気持ちに共感できる子どもは、
人間関係を円滑に築くことができ、心の柔軟性を養います。 - 自己肯定感を高める
子どもが自分のことを好きでいられるように、
日頃から子どもの話を丁寧に聴くことが大切です。 - 読書習慣を身につける
読書は、想像力や思考力を鍛え、心の栄養になります。 - 自然に触れる
自然の中で遊ぶことは、ストレスを軽減し、
心身のバランスを整える効果があります。
3. 親が持つべき「逆境力」
子どもの「逆境力」を育むためには、まず親自身が
「逆境力」を持つことが大切です。
親が能動的な姿勢を見せなければ、子どもの意識も
受け身のまま当たり前になってしまいます。
親自身が心の余裕を持ち、変化を恐れずに
新しいことに挑戦する姿を見せることが、
子どもにとっての一番のお手本です。
まとめ
子どもに「逆境力」を育むことは、将来、
子どもが幸せに生きていくためにとても大切なことです。
そのためには、親が子どもの成長をサポートし、
共に学び、成長していくことが重要です。
「人生、何があっても大丈夫!」
そう言い切れる親の背中は、この複雑な時代の中、
子どもにとっての何よりの「導き」ですよね。
ぜひ一緒に、お子様の「逆境力」を
育てていきましょう!
「大人の意識が変われば、
子どもたちの歩む未来は変わる」
最後までお読みいただき
ありがとうございました^^
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