講演家を目指すPCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今回はコミュニケーションについてのお話です。
コミュニケーションとは
辞書などにはだいたい
「人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。」
という内容が載っています。
ここで大事なのは
「互いに」
という部分です。
けっこう世の中には
すべての話を自分自分にしてしまう人がいます。
誰かの話を聞いていて
「あ、分かる分かる、俺なんてさぁー」
といつの間にか話の主導権を奪い取ってしまう人いますよね。
または、ずっと自分の話をし続ける人。
そういう人たちは
コミュニケーションが取れていないわけです。
それも一つの
コミュ障とも言えますね。
一見明るく楽しく見えますが
楽しいのは本人だけで
まわりは
「早く話終わんないかな」
としか思っていない。
そんな残念な状況作っている人
今まで見たことがあるのではないかと思います。
意識すること
こんなことは
よく言われることですので
今さらのようですが
コミュニケーションで大事なことは
「聴くこと」
だと言われます。
私もそう思います。
「聞く」ではなく「聴く」です。
意識して聞くのが「聴く」です。
いかに相手の話を聴くかが大事です。
そう言うと
え？コミュニケーションって「互いに」が大事なのでは？
というツッコミをする人もいるかもしれません。
もちろんそれはそうなのですが
多くの人が
自分の話を聞いて欲しい
という欲求をもっています。
ですから
まずは相手の話を優先すると
ある程度満足感を感じてもらえるので
自然にこちらの番になるのです。
これがお互いに
自分の話！自分の話！
となってしまうと
そこで主導権の奪い合いが生まれてしまいますので
不満が出てきて
この人と話していてもつまらない
ということになってしまいます。
昔から
話し上手は聞き上手
という言葉がありますが
ようするに
その言葉が伝わっているということは
それが真理だったということですね。
聴いていると聴いてもらえる
聴き方についての話をすると
聞き上手と言われる人は
まず相づちが上手いですよね。
共感したり
頷いたり
適度に言葉を入れて
話を引き出したり
盛り上げたり
決して主導権を奪うことなく
関連する話を入れて広げたり。
あとは
褒めますね！
相手の話を聞きながら
相手の良さを見抜いて
それを伝えますね！
だから話をしている方は
承認欲求も満たされて
話して満足するのです。
それで、
「いやぁ、自分の話ばかりしてしまいました。
〇〇さんはどうなんですか？」
などと主導権をこちらに渡してくれます。
相手の話を引き出すことに注力することで
結果的に自分の話を聞いてもらう土壌ができていくわけです。
まさに
水の入った桶の話と同じで
まず相手側に差し出すことで
水はこちら側に来るのです。
聴くで生まれるマイターン
はこれなんです！
下手くそな人
話を聴くのが下手だなって思う人の特徴は
すぐに茶化してみたり
すぐに否定してみたり
説教してみたり
謎のアドバイスをしてみたり
自分の話にもっていってしまったり
自分の笑いにもっていってしまったり
話題を変えて戻さなかったり
などなどがすぐに思い付くところです。
反対に話すのが下手だなと思う人の特徴は
武勇伝とか自慢話しか話さない
という感じですね。
同じ武勇伝的な話でも
話が上手い人は
落ちがあって笑いがあって
すごいだろ感を消せるので
嫌味にならないのですが
純粋に自慢話をされても
「へぇー すごいね」
しか言う言葉がないのと
そもそも周りの人は
他人の自慢話に興味が無かったり
劣等感を感じて気分が下がったりするので
「こいつの話はつまらん」
「こいつといてもつまらん」
って思われてしまいます。
話す時には気を付けたいところです。
基本的には自慢話はやめた方がいいですね。
まとめ
誰もが自分の話を聞いてもらいたい
誰かに認めてもらいたい
という欲求をもっているからこそ
まずは聴くに徹することが
コミュニケーションスキルとして
とても有効だということですね。
聞き上手を極めていきたいところです。
コメント