みなさん、こんにちは!
ずいぶんご無沙汰しています。
文章が降りてきたので久しぶりに書いてみました。ひょっこりみろです。この頃は自分の思ったこと、感じたことを言葉にイメージ通り書くことが出来なくって悶々としています。
だけど、久しぶりに書いていたら自己満足だけど思うように書けたのでアップしてみました。
今回のテーマは「共感」です。
最後までお読みいただけると嬉しです。
1.仏教から学ぶ「慈悲」の心
カウンセラーの師匠の講演会&Liveが同じタイトルで2週連続でありました。
申し込みの方が多かったので会場を分けて開催されました。
私はスタッフで参加しましたが、お客様が揃い受付終了後からはしっかりお話を聴きました。
講演の中の仏教のお話しがあり、「共感」と「慈悲」について語られていた事がとでも印象に残っています。
仏教では人と向き合う時に「慈悲」の心を持つことが大切であると言われています。
「慈悲」とは、ただ相手を可哀想に思うのではなく、相手の苦しみを取り除き、幸せを願うこと。
このお話を聞いた時に、私の中で「共感とはまさしくこの慈悲の心を育てることだ」とストンと腑に落ちました。
「聴」という漢字は、耳で相手の言葉を聴き、目で相手の様子を観察し、心でその想いを受け止める。
その姿勢を持つことこそが相手との向き合い方を深める鍵なのかもしれません。
2.自分の意見を挟まない
相手が話している時、つい自分の意見や思いなどを挟みたくなりませんか?
「私はこう思うんだけど」「こうしたらいいんじゃない?」と自分の価値観や意見を言いたくなるのは自然なことです。
でも、これでは相手は話したいことが話しにくくなってしまいます。
じゃあ、どうしたらいい?
まずは相手の話すことをいったん全て受け入れ、ただひたすら相手の話に耳を傾けることが大切なんです。
そんな風に全てを聞いてもらえるだけで自分が「話を全力で聴いてもらえる。安心して話せる」と感じるように、相手も同じ気持ちになってくれると思います。
自分がしてもらって嬉しいことを、まず相手に実践してみましょう。
3.相槌やおうむ返しを取り入れる
相槌は相手に「ちゃんと聴いているよ」と伝える大切なサインです。
「そうなんだね」「うんうん」と言った優しい言葉を入れることで相手は安心して話しやすくなります。
さらに「〇〇だったんだね」「〇〇が嬉しかった(悲しかった)んだね」とおうむ返しをすることで、相手の話が自然と整理されます。
特に小さな子どもは、おうむ返しをすることで「自分の話をちゃんと聴いてくれている!」という安心感や喜びが得られます。
たとえ辛い内容でも相手が
「ここなら安心して話せる」
と思える場を作ることが大切なんですね。
そして、ここでも大事なのは相手を評価しないこと。
「良い・悪い」を評価せず、ただ話に寄り添う気持ちを意識していきたいです。
まとめ 共感力を育む小さな一歩
共感力を深めるための秘訣は特別なスキルを持つことではありません。
ただ少しだけ相手に心を向けてみること。
自分の意見を挟まずに耳を傾け、優しい相槌やおうむ返しで「ここにいるよ」と伝えること。
そして、仏教の「慈悲」の心を思い出しながら、相手の喜びや苦しみにそっと寄り添うことです。
「共感って難しい」
と思うかもしれませんが、大丈夫!
今日から出来ることを少しずつ一緒に始めていきましょう。
例えば家族や職場の席の近くの人の話を、ただ黙って最後まで聴いてみる。
「そうだったんね」と一言添えてみる。
そんな小さな一歩が相手との繋がりを深め、自分の心を暖かくしてくれるかもしれませんね。
共感の種はいつでも誰の心の中にもあります。
その種を少しずつ育てていきませんか?
あなたの優しい耳とまなざし、心が誰かを癒す力になり、自分自身も豊かになっていくと思います。
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