講演家を目指すPCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今回は自分を分かってもらうというお話です。
そもそも論
そもそもですが
自分で自分のことって
ちゃんと分かっているのでしょうか。
そこは
まったく自信がない人も多いと思うんですよね。
自分のことは見えないし
灯台もと暗し的な感じで
気付かないことが多いのではないかと思います。
実際に
初対面の方と話をしていて
指摘されることが予想外でビックリ
なんてこともありますし
自分を客観的に見るって
なかなか難しいです。
それなのになぜか
誰かに分かって欲しい
と思ってしまったりするのが人間です。
冷静に考えると
自分で分かっていないものを
分かって欲しいというのは
少々矛盾めいたものも感じます。
ではこれはどういうことなのかと考えると
要するに
認めて欲しい
認められたい
ということなのかなとも思います。
自分から始める
よくこんな言葉を見かけます。
「自分を大切にできない人は他人も大切にできない」
でも私が思うのは
これもすべてに当てはまるわけではなく
逆もまたあるのではないかということです。
つまり
「他人を大切にできない人は自分も大切にできない」
どちらもあるのかなと思うんですよね。
中には自分しか大切にしない人もいますよね。
まさに一緒にいたいと思わない人です。
なのでこれも
一つにまとめることができる法則めいたものではなく
人それぞれなんだと思います。
で、今回は
自分を分かってもらうには
ということについての話です。
私なりの意見になるわけですが
それは
まず自分が相手を分かってあげることから始める
なのだと思います。
これまでも似たような話はいくつか書きましたが
やはり分かって欲しいオーラを前面に出すと
相手は疲れてしまって
入り口で引き返してしまうと思うんですよね。
それは基本的には
みんな自分を分かって欲しいからです。
極端でないにせよ
大なり小なり自分を優先する意識があるので
まず自分が大事なわけですね。
その状態の相手に
分かって!
理解して!
私を見て!
と言っても
まぁ難しいなぁと思います。
ですが
まず相手の心を満足させれば
余裕ができるので
聴いてもらえて
分かってもらえる状況になります。
分かってもらうための状況は
自分で作るわけですね。
自分が分かるフィルター
状況設定が整ったら
あとはこちらの話をしても問題ないです。
あ、多少例外的な人もいますよ。
でも大抵は問題ないですね。
そして
相手に自分の考えや意見について
知ってもらうことも
もちろんなのですが
話が進むともっといいことがあります。
相手から見た自分に対する単語をよく分析すると
自分以外から見た自分について
知ることができます。
もちろんそこには
その人の主観があるかもしれませんが
間違いなく一つの見え方や感じ方ですから
自分の中でどれだけ考えても
思いつきもしなかった自分が見えることもあります。
その中で自分自身に対しての理解も
深めていくことができるわけですね。
他人に分かってもらうことは
自分が分かる機会にもなっていくのです。
お得です。
まとめ
誰でも自分を分かって欲しい欲求をもっています。
そこで欲求を対立させても
どちらにも得がないわけです。
ですから自分を分かって欲しい時には
まず自分が相手を知るところから始めて
相手に準備を整えてもらう方が順番的に良さそうです。
相手に自分の話をする中で
相手から見た自分というものも知る機会になり
その言葉を分析してみることで
自分について
自分自身での理解も深まっていくということですね。
今日もありがとうございました!
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