講演家を目指すPCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今回はやる気スイッチの話です。
やる気スイッチ
よく
やる気スイッチが入らない
とかいう表現があります。
ようするに
やる気が起きないってことですが
果たしてこの
やる気スイッチと言われるものは
存在するのでしょうか?
前提条件として
もともとやりたいことや
好きな事に関しては
もともと切り替えの必要がないレベルで
やる気があるわけですから
これは対象から除外します。
やらなければならないけど
あまりやりたいと思っていないこと
例えば学校ですと
受験の際に
うちの子はなかなかやる気スイッチが入らない
などと受験勉強に対して
よく使われる傾向があります。
では
やる気スイッチというものは
存在するのでしょうか?
私はやる気スイッチのようなものは
あると考えますが
一方で
やる気スイッチが入ることは
まずない
とも考えています。
やる気スイッチが入るのを待っていたら
一生が終わってしまうということです。
やる気を出させることはできるのか
やる気のない人に対して
やる気出せよ!
と言ったところで
やる気は出ません。
それでやる気が出るなら
受験で苦労する子はいなくなり
親子げんかも減るでしょう。
真面目にやらない社員に
真面目にやれ!
と言ったところで
真面目にはならないわけです。
そうなった方が望ましいと
頭で理解していたとしても
それとやる気とは別の話です。
どんなに大人が怒鳴ろうが
子供はやる気にならず
どんなに上司が吠えようが
部下は変わりません。
人を変えることはできないということです。
無理やり動かすことはできても
心からやる気にさせることはできないということです。
人が変わるとき
ではどんな時に
人は変わるのでしょうか。
先日参加させていただいた講演で
理解されたと思ったときに人は自分から動く
ということをお聞きしました。
やって欲しい
動いて欲しい
やる気になって欲しい
ではなく
まず自分が相手に寄り添って
否定せずに
理解する
結局ここでも
まず相手に与えることからなんですね。
自分にスイッチを入れる
ではそうではなく
やらないといけないことがあって
どうしてもやる気にならないときは
どうしたらいいのでしょうか。
答えは
とりあえず始める
です。
とりあえず1分のつもりで
すこしでもやってみると
いつの間にか1時間作業していた
なんてこともあります。
いきなりガンガンやろうとしても
気持ちが乗らないので
とりあえずハードルを低くして
まず始めることです。
これを私は勝手に
心理的慣性の法則と呼んでいます笑
一度始まったら
今度はすぐには止まらない状態になることです。
けっこう使いますね。
まとめ
やる気スイッチのような
心理的な切り替えが
勝手起こるということは
まずありません。
それを待っていると人生が終わってしまいます。
誰かのスイッチを入れたいときは
その人が何を思っているのかを
まず理解することが大事で
言葉で何を言っても無駄でしかないです。
理解されたと思ったときが
変わるキッカケが生まれる時です。
また
自分のやる気をコントロールすることも
まずできません。
ですから
気持ちよりも先に
少しでも動いてみる
ということが大事だと感じています。
今日もありがとうございました。
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