講演家&PCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今日は毅然としようぜという話です。
民主制
民主制は基本的に
多数決で決めるというものです。
つまり
多数派の意見を採用するということになります。
これが良いとか悪いとかではなく
そういうものです。
ちなみに民主制の反対語は
独裁制だそうです。
ただ
この多数決が
必ずしも採用されるわけではないことも見られます。
もちろん
これまでの歴史などを見ると
結果的に少数派が正しかったということは
たくさんあるのですが
だからといって
つねに少数派の意見を取り入れるのも
キリがないわけです。
このバランスはなかなか難しいもので
おそらく正解はないのだと思います。
経験上ですが
まずいまずいと
パニック状態で騒いでいる時には
少数派がだいたい正しいように感じます。
それは
オイルショック時のトイレットペーパーや
2000年問題などに見られます。
あとはマスクですかね。
挙げればいろいろあります。
ただ
もう一度基本に返ると
多数決で決めようぜ
となっている民主制なので
多数決で決めるのが
基本的なルールになるわけですので
これを否定してしまうと
民主制の否定になってしまうとも言えそうです。
ビジネスにおける考え
前に読んだビジネスの本で
売れている商品のアンケートに
商品をこうしてほしい
という要望があり
そこを改善して
売り上げを上げようと考えた経営者の話がありました。
ですが結果的には
それをしませんでした。
なぜかというと
大勢の人のニーズに合っている中
少数意見に惑わされて
商品を変えてしまったら
もともとのニーズと合わなくなってしまう
ということに気付いたからです。
もともと商品を気に入ってくれていた人が
離れていく結果になったかもしれません。
なんでもかんでも
受け入れれば良いというものではないのです。
この話は大変学びになりました。
ここで採用しているのは多数決です。
言ったモン勝ちの世界
ところが
これがすぐに
少数派に対応するものがあります。
CMやテレビ番組などが
特にそういう傾向が強いかと思いますが
クレームというものがあるわけです。
中にはまともなクレームもあるのでしょうが
一部の人の意見や
自分勝手な意見でしかないものも
多数あると思うのです。
それで
その意見に対応することで
全体的には
先ほどの商品の話と同じで
ニーズから外れてしまうことにも
なりかねません。
よく言われる
毅然とした対応
というものが
求められるのだと思います。
ですが
印象的には
すぐにそういう
一部の意見が採用されてしまうような
風潮を感じてしまいます。
要するに
言ったモン勝ちというやつです。
これは
ある意味悪だなと思っています。
言うのが悪いことではなく
言わないことによる悪ももちろんあります。
その上で
個人の感情論でものを言って
それが採用されるというのは
やっぱり全体の不利益だなと思うのです。
中にはそういうもので
利益を得ている人もいるようですし
それって迷惑でしかないわけです。
ちなみに
もともと小学校などが近くにあることを知りつつ
付近に家を建てて
運動会の練習がうるさい
などと苦情を言ってくる方がいるわけですが
あれに対して謝る意味が不明なんですよね。
静かで元気のない小学校がいいですか?
将来性感じませんが笑
なぜ毅然とした対応ができないのか
毅然とした対応は
どの分野でも求められるものだと思います。
ですが
これができないのはなぜかということです。
結論としては
軸がないところに
毅然とした対応は生まれないということです。
個人で言えば
自分軸などと言われます。
企業なら
企業理念というものでしょうか。
真ん中に芯がなければ
へにゃへにゃのブレブレになってしまいます。
ここにつけ込んでくるので
やられてしまうわけです。
あれがダメだ
これもダメだ
それは差別だ
いろいろな見方がありますが
やる側の意図がまず大事なのかと思います。
目指す目標
中心となる考え方
やるべきこと
このあたりは
何をするにしても
しっかりと押さえておきたいところです。
一方的に言いなりになるのではなく
毅然とした対応ができれば
第三の道が見つかるかもしれません。
まとめ
意図がなければ
芯がない行動になるので
毅然とした対応など到底できません。
少なくとも何も考えずに
確認もせずに折れるというのは
相手のためにもならないと感じてしまいます。
今日もありがとうございました。

コメント