講演家&PCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今日は個と全体のバランスについてです。
何の話かということ
今回は個と全体のバランス
中でも
優先順位についての話です。
個を優先するのか
全体を優先するのか
これはなかなか難しい問題です。
これは単純に
0か100かの問題ではなく
どこをとるかの問題で
さらに
状況によって答えも変化するという
そんな問題です。
一概に個が大事だ
とも言えず
逆に全体が大事だ
とも言えません。
状況とバランスによるのです。
本来はですが。
権利主義
すべてがそうだとは言いませんが
現在はどちらかというと
個が優先されることが
良しとされているようにも感じます。
ようするに
すべての人に権利があるので
その権利を使いましょう
個人が大事なので
何も強制されてはいけません
のような空気感です。
個人に権利があることは否定できませんし
必要に応じて使えばいいとは思います。
これが無視されて
まさに教職員の働き方について
問題になっていますし
無視してはいけません。
その上でもやはり
極端な考えは
結局のところ
害悪でしかないわけです。
悪質なクレーマーも
モンスターペアレントも
これによって生まれたものと思います。
根底にあるのは利己主義です。
以前の自由の話とリンクしますが
自由は対立するのです。
権利も対立します。
そこには矛盾が生まれます。
そして
基本的な世の中の仕組みが
集団による社会となっている以上
必要に応じた我慢や辛抱の持ち寄りも
大切になります。
一部の人の権利を無制限に認めると
そこには不公平が生まれ
不満が生まれ
対立が生まれ
争いが生まれます。
極論でしか話せない人たち
こういう個人主義を至上のモノとする人の話は
ある意味面白いです。
そして不快です。
例えば全体の調和が大事だと言えば
それは全体主義で
全体主義は軍国主義になるから危険
という話になり
個の権利を認めないのは差別だ
という話になります。
全体主義を強要するな
といいながら
個人主義は強要しようとします。
その矛盾は無視です。
バランスの話などできません。
そもそも聞く気がないので
議論になりません。
否定しにくいことを武器に
秩序を破壊することは
これまでもさんざんあったわけです。
えすでぃー何たらとかもそうですね。
バランスを求めるのが和の心
結局何が大事かというと
和の心です。
そもそも
和をもって貴しとなせ
という文化が
日本の文化です。
白黒ではなく
0か100かではないのです。
これが失われたのか
壊されたのか
意図的に改悪されたのかは置いておいて
必要であることは間違いないと考えています。
調和を大切にする文明
調和が大事だなんてことを言うと
それが全体主義を生んで
戦争を引き起こしたのだ!
という話にされそうですが
これが0か100かの考え
極論
というやつですね。
45とか57という数があることを
知らないのかもしれません。
とにかく
大事なのはバランスで
それは一様な結論にはならないものだということです。
個人が大事なこともあれば
全体を優先すべきこともあるということです。
単純な二元論ではないという話です。
まとめ
ほとんどの人は
あまり意識しないでいるのでしょうが
個人優先の考えで
自分さえ良ければいいという
利己主義が当たり前に見られる社会に
なっているように感じます。
ですが大事なのは
その時々の状況変化を読み取り
最適なバランスを見極めることです。
全体を完全に無視して
個を最優先にしたら
人間社会など成り立たないように感じます。
こう言われますかね。
極端なことを言うな!って笑
今日もありがとうございました。

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