こんにちは、コウヤです。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
始めましての方も、ありがとうございます。
さて、今回は
「本物の話し方と環境整備の重要性」
というテーマでお伝えさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
本物の話し方
皆さんは、色々な方々と話をしていて、「この人はすごい」と思った事はありませんか?
私は何度もありますし、そういう人って本当に話すのが上手いんですよね。
話すのが上手い、と言っても色々な意味があります。
- 説明が分かりやすい
- 的確に伝えてくれている
- ズバリ正解を言ってくれる
- こちらの言いたいことをしっかり言ってくれる
など、言い方という面でとっても様々なのです。
私のいた小学校現場では、このような言い回しがあります。
- 普通の教師は指示をする
- 良い教師は説明をする
- 優れた教師は範(手本)となる
- 偉大な教師は子供の心に火をつける
つまり、本物の教師は子供をその気にさせるということなのです。
話し方にしても同じことが言えるのであって、本物の話し方は相手をその気にさせるということなのです。
意識の分散
本当に話がうまい人というのは、相手をその気にさせるのですが、その時に相手は心のエネルギーが物凄く高まっているのです。
エネルギーが高まると、次々にやりたいことが出てきたり、行動できるようになったりします。
しかし、その高まったエネルギーはずっと高い状態を維持できるものではなく、ある日に低下することもあります。
その原因は、決してビジネス面というものだけではないのです。
貴方のいる環境、家族関係や恋愛関係、ショックな出来事なのかも知れません。
原因を特定することが出来れば、対処法も考えられるかもですね。
何か作業をするときに、キレイな部屋と散らかった部屋とでは、どちらが作業がしやすいと思いますか?
また、自宅からPCを持ち出して外で作業をするとき、静かなカフェと賑やかなファミレスとでは、どちらか作業に適していると思いますか?
恐らくほとんどの人は、綺麗な部屋や静かなカフェを選ぶでしょう。
逆にいれば、散らかった部屋や賑やかなファミレスでは気が散ってしまうのです。
なぜ気が散るのでしょう・・・それは、至る部分に意識が飛んでいく要素があるからです。
オフィスのデスクも同じで、机の上が綺麗な場合と散らかっている場合とでは、明らかに綺麗な方が作業効率も高まります。
特にデスクや部屋の状態は、自分が普段から意識することで整頓することができます。
もっと言えば、いらない物や不要な物はなくしてしまった方がいいのですね。
特にデスクの上はPC以外は何もないのが一番いいのです。
そうすることで、意識の分散を防ぐことが出来ます。
場所という面で一例をあげましたが、人間関係においても同じです。
散らかった環境がもたらす悪影響
私が小学校教員時代に言われたことで意識したことは
教室環境が荒れている学級は、いずれ荒れてくる
というものでした。
本当に失礼な話かもしれませんが、私が11年間の小学校生活において、本当に教室を綺麗にしている先生は誰一人いませんでした。
教室どころか、教卓や職員室のデスクも散らかりっぱなしである先生方が90%以上でした。
もっとも、私が所属していた学校が決して落ち着いている学校では無かったというのもあるかも知れませんが、担任が自分の机や教室環境を整理していなければ、自然と子供も散らかすようになります。
私が今まで担任した中で、最も手を焼いたのは3年目の時でした。
当時の私は、教室も職員室のデスクも決して綺麗ではありませんでした。
その年は、今までの教師生活で最も学校外の施設や他の学校、そしてお店などに謝罪しに回った年でした。
担任として謝罪しに行くたびに、教え子たちを注意しては、また問題行動が起こって謝罪しに行ったり、保護者に学校に来てもらって校長室で話し合うという1年間でした。
しかし、教室環境やデスクを綺麗にすることで、私自身が綺麗にしないと気が済まなくなり、だんだんと子供たちも身の回りを綺麗にする子が少しずつ増えてきました。
もちろん、全員が整理整頓を意識するようになったわけではないのですが、少しずつ身の回りを整理する子供たちが増えてきたことで、学級も少しずつ落ち着いてきたように思います。
その年以降、私は教室だけでなく、教室の教卓や職員室のデスクも綺麗さっぱりにすることを心がけたことで、子供たちからは
「コウヤ先生って、本当に教室も机も綺麗やな」
と言われることが多くなっただけでなく、保護者の方からも
「コウヤ先生が担任になってから、心配だったうちの子の学年が落ち着いてきました」
と言われることも多くなりました。
しかし、私が受け持っている間はそれで済むかもですが、次年度以降の先生たちが意識して教室やデスクを綺麗にしていないでいたり、自身に余裕が無くなって子供の話をしっかり聞かなくなってしまうと、同じように子供も意識が分散されたり子供たちの雰囲気が荒れてしまったり、問題行動が増えたり大きくなったりしてしまうことにもなりかねません。
このように、意識が分散されるということは、落ち着かなくなることで、荒れや問題行動にも繋がる可能性が大いにあり得るのです。
意識したいこと
今までは、相手の話をしっかり聞いたり、寄り添ったり、相手の心のエネルギーを高めたりすることで信頼関係を築くことをお伝えしてきました。
ですが、コミュニケーションに限らず、環境面においても意識を持つことも大切なことなのです。
自分のいる環境が乱れているのであれば、その環境を整理することをお勧めします。
もし、どのように整理すればいいか分からなければ、断捨離することをお勧めします。
断捨離は、少しでもいらないと思ったら捨てればいいですし、捨てた分だけスペースが広がり、空間的にも精神的にもゆとりが生まれます。
人間関係も、断捨離は効果的です。
もう連絡することのない相手の連絡先などは、データ的に消去しても構いませんし、空いたスペースだけ新しい出会いやご縁が待っています。
因みに私が独身時代、相手に嫌われたのか勝手にグループラインを退会させられたことがきっかけで、その人やその人の関係していた人との関わりを全て無くしたら、今の妻と出会いました。
というのも、その人とは一緒に婚活や合コンなどに行っていたのですが、話が合わなくなってしまったことで、いつの間にか退会させられたのですね(笑)
他にも、私が小学校教師を辞めるきっかけになった出来事を通して、その出来事を引き起こした人たちや所属していた学校関係者との連絡を一切絶ったことで、学校とは違う世界の方々とご縁をいただけたり、もう一度会いたいと思っていた方々と再会することもできました。
このように、自分の身の回りの環境(物質的な面でも、人間関係的な面でも)をしっかり整えた上で、相手の心のエネルギーを高めることができるように意識することを心がければ、ビジネスだけでなく人間関係や恋愛関係、生活面などのあらゆる面において、物事がうまく回るようになります。
自分の身の回りの環境をしっかり整え、相手の心のエネルギーを高めることを意識できるようになった人が、最初に説明した「本物の話し方」ができるようになる人なのだと思います。
そして、その人は自分の人生をしっかり生きることが出来る人でもあるのです。
まとめ
今回は、本物の話し方と環境整備の重要性というテーマでお伝えしました。
本物の話し方とは、相手をその気にさせる力を持つものであり、優れた教師が子供の心に火をつけるように、効果的なコミュニケーションが信頼関係を築くのです。
話し方の上手さは、説明の明確さや相手の意図を理解する力に表れます。
また、作業環境や人間関係も重要で、整った環境は集中力を高め、意識の分散を防ぎます。
不要な物や関係を整理する「断捨離」を通じて、心のエネルギーを高めることができるのです。
環境を整え、相手の心を大切にすることで、ビジネスや人間関係が円滑に進みます。
最終的に、これらを実践することで「本物の話し方」が身につき、自分の人生をしっかり生きることができるようになるのです。
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