講演家＆PCスキルアップアドバイザーの晴田です。
今日は嫌われる会話術についてです。
好き嫌い
好き嫌いは誰にでもあると思います。
あまり良いこととは言えませんが
人間の好き嫌いも
多かれ少なかれ
やっぱりあるのだろうと思います。
嫌いという感情や
不快という感情から
差別につながることもあるので
このあたりは気を付けたいところですが
この目線を自分に向けたとき
果たして自分は
嫌われてはいないだろうかと
不安になることも
あるかもしれません。
しかしよく言われます。
他人の評価を気にしないことが大事
自分で自分を認めることが大事
間違いないことと思います。
一方で
こればかりでは
矢印が自分にしか向かないため
周りに対する配慮が
欠落してしまう恐れもありそうです。
結局すべてはバランスなのですが
その中でも今回は
どんなことはしない方がよさそうなのか
ということを考えていきます。
利己主義
いろいろな意見があって
それぞれの考えがある中で
あまりこれが良いと聞いたことがないのが
利己主義です。
要するに自分の利益のみを追求して
他人を犠牲にすることをいとわないというものですね。
自分の利益のために
他人を犠牲にする
言葉を聞いただけでもうダメだろって思います。
でもそれが自然に思えるのは
日本人だからということもあるのです。
その話は今回はしませんが
とにかく利己主義は嫌われる要素です。
今ですと
テイカーとかも言われますね。
同じことかと思います。
ただこれは
金銭に関してだけではないので
今回のテーマとなる会話の関係について
考えていくことにします。
嫌われる会話
会話というのは
一人ではできないものです。
その時々では
必ず話す人と聞く人がいます。
その役割を交換しながら
お互いにコミュニケーションをとるわけですね。
もしもですが
ずっと一人の人だけが
一方的に話をしているとすれば
それは会話ではないわけです。
ところが
自分の番というものを
意識できない人もいるのです。
誰かの話を聞いて
相づちをうつのは大事だと思いますが
相づちどころか
「そうそう、俺もそうなんだよ この前さーーーー」
という感じで
話の主導権を奪ってしまう人に
これまでの人生で一人ぐらいは
会ったことがあるのではないかと思います。
なかったら素晴らしいことです。
人の話を奪うのは
完全に利己主義にあたる行為です。
こういう人がいることで
例えば集団で話している時に
まったく話す機会が回らない人も
出てきてしまうことがあります。
ようは自分が話すことしか考えないので
その犠牲者には気付かないのですね。
無意識に犠牲者を出してしまう人もいるので
もう一度自分自身を振り返って
その都度気を付けたいところです。
あとはテレビなどを見ていて
すべての話を自分にもっていって
もともとの話の続きを聞く機会を
消滅させてしまう人がいます。
芸人さんとかは
気遣いができる人と
自分自分な人に
分かりやすく分かれるように感じていました。
このあたりなんですが
もしも万が一
どうしてもそこに入れないといけない話があり
その話がもともとの話をさらに盛り上げる内容であれば
差し込むのも
まぁありかなとも思うのですが
その後が大事で
きちんと元の話し手に
主導権を戻すことが必須だと考えます。
これができない人が多いので
だったらはじめから聞く側でいて
話の終わったところで
つなげて話をすればいいと思うのです。
基本的なことですが
誰もが話を聞いて欲しいのです。
聞くよりも聞いて欲しいのです。
このことを意識して
その場のバランスを考えるだけで
より良いコミュニケーションの場になると思います。
まとめ
他人の評価を気にするという次元の話ではなく
コミュニケーションの重要な点として
会話の主導権のバランスを意識することが
大事だと思います。
これを意識せずに
いつも主導権を奪ってしまう人が
だいたい嫌われる人で
もう一緒にいたくない人
話したくない人
ということになると思います。
とはいえ
あくまでも私個人の一意見です。
今日もありがとうございました。
コメント